ドゥマゴパリでクリスマスディナー
中年ともなると、孫でもいない限り、クリスマスも静かな日常となりつつあります。
クリスマスだからといって、特にケーキやごちそうを食べもしないのですが、数年前にパリを旅行した時は、久しぶりにクリスマスなお食事となりました。
欧米では、12月25日は、かつての日本の元旦のように多くの店がクローズします。
観光客にとっては、ちょっと困りもの。 それでも大都会パリともなると、(主に観光客向け)営業している店もチラホラ。
私も、お目当てのビストロが臨時休業だったため(HPでは25日も営業だったのですが、急遽、修繕が必要な事態が発生したらしい…)、近くのドゥマゴパリで食事をすることにしました。
渋谷の文化村にもあるドゥマゴパリ。パリにある本家本元は、ピカソやヘミングウェイなど様々な芸術家が集い、幾多の文学や芸術が育まれた老舗カフェ。
周囲のお店がクローズしている中、堂々の営業(!)
注文は、私の定番、肉とワイン。
普段は、あまりケーキ(デザート)を食べない私ですが、海外で過ごす12月25日なので、注文してみました。
ケーキはピエール・エルメ
観光客だらけかと思ったら、意外と地元の方と思われる、オバさん同士や老紳士が一人で食事をしている姿も多く、想定外にリラックス。
自分だけの時間がゆっくり流れるクリスマスも、けっこう幸せと思えるひと時でした。