旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

ポルトガル旅行ーポルト観光

今回(2017年)のポルトガル旅行で訪れたポルトは、本当に優美な街でした。

歴史地区が世界遺産に指定されているこの街を歩くなら、サン・ベント駅を起点として計画するのが定番。駅から徒歩15~20分圏内に、ほとんどの名所が収まっています。

このサン・ベント駅も、「世界の美しい駅」といえば必ず名前があがるステキな駅です。

私の場合は、目的が対岸のポートワインセラーを訪れることと、2年ぶりに会う友人との会話だったので、いわゆる“名所”を網羅せず、以下のようなルートをたどりました。

1.サン・ベント駅(Sao Bento)スタート

2.グレリゴス教会(Ig.dos Clerlgos)*ここまで徒歩5分

18世紀にたてられたバロック様式の教会。ポルト一の高さを誇る塔の上からは、ポルトの街を一望できます。長く急な石段を上る必要がありますが…。

3.リヴラリア・レロ・イ・イルマォン(Livraria Lello e Irmao) *グレゴリス教会から徒歩3分

「世界でもっとも美しい本屋」だそう。 でも入るだけで4ユーロが必要。にもかかわらず長蛇の列だったので、中に入るのは断念。

「世界でもっとも美しい」という言葉を冠する場所が多いポルト

4.カルモ教会(Ig. das Carmo)*本屋さんから徒歩2分

アスレージョの外壁が美しい教会。

5.カイス・ダ・リベイラ地区(Cais da Ribeira)

ドウロ川に面したドン・ルイス1世橋の手前の岸に、レストランが立ち並んでいます。

カルモ教会からは、坂道をぐんぐん下ることになります。

私は、街中をのんびりと写真撮影などしながら歩いてきましたが、それでもここまで20分くらいでしたでしょうか。

ドウロ川を眺めながらランチ。 ポルトのB級グルメ、フランセジーニャとポルトガルのビール「スーパーボック」。ポルトガルでシェアNo.1のビールです。ビール党じゃないので、他と比較できませんが、あっさりとした、水のように飲めそうなビールでした。

ポテト付き。パンに肉類を挟んで焼き、チーズ&トマトソースをかけたボリュームある1品

天気はいいし、お腹いっぱいだし、レストランから眺める景色は美しいしで、もうこのままここで友人とおしゃべりしていたい気分。

でも、この後、ポルト訪問の目的の一つ、ワインセラーへ行きました。

6.ワインセラー Croft *ドン・ルイス1世橋を渡り、レストランからは徒歩10分。

以前のブログで紹介しているので、そちらをご参照ください。

7.マジェスティック・カフェ(Majestic Cafe)

1921年創業の老舗カフェ。対岸からバスでサン・ベント駅へ戻り、そこから徒歩5分弱。ヨーロッパの老舗カフェは大好きです。優美で落ち着きがあり、時間がたつのを忘れます。私は全然お腹が空いていなかったので、夕飯の代わりにケーキとコーヒー。友人は、軽食をオーダーし、2~3時間くらいおしゃべりしながら楽しい時を過ごしました。

高い天井とライティングが落ち着く

なぜか注文したのは、コーヒーとチーズケーキというアメリカンな感じ。

ポルトは、東京での慌ただしさを忘れさせてくれる美しい街でした。

1日半の滞在だったので、街の1部しか散歩できませんでしたが、時間に追われる旅は嫌なので、このくらいがちょうどいいのかな、とも思います。

いつか再訪できることを祈って。