旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

ポルトガル旅行―シントラ観光

2017年11月23日~29日まで旅行したポルトガル

日数に余裕がなかったので、当初は、リスボンの街をのんびり観光し、ポルトへ移動したら友人と街歩き&ワインセラー訪問する、という予定でした。

しかし、急遽予定変更。ポルトガル到着日にシントラへ行ってきました。

リスボンには午前10時頃に到着したものの、東京の自宅を出てから20時間近く経過していたので疲労困憊。″街歩き”をする気力・体力がなかったので、いっそのこと電車で移動する観光をしよう!と思い立った次第です。

シントラは、深い森に囲まれた街で、古くから貴族たちの避暑地となっていた場所。イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」とたたえた美しい景観は世界遺産に登録されています。

リスボンからは、市の中心部にあるロシオ駅から電車で約40分。片道2.15ユーロ。

私は、一旦ホテルへチェックインして午後2時頃の電車に乗ったせいか、電車内はガラガラ。

シントラ観光の足はバスです。

ガイドブックやシントラを旅行した方のブログを拝見すると、バスの周遊パスで、王宮、ムーアの城跡、ペーナ宮殿、レガイラ宮殿を見た後、街を観光したら、最後はユーラシア大陸の西の果て、ロカ岬を経由してカスカイス駅からリスボンへ戻って来るのが王道の観光コースのようです。

そんな元気も時間もなかったので、私は、一番森の奥にある派手な外観のペーナ宮殿のみを訪ねることに。

シントラ駅前のインフォメーションで行き方とバス乗り場を教えてもらって出発。

バス停は、インフォメーションの目の前でした。

想像をはるかに超える山道。バスに酔いそうな勢いでぐいぐい山道を進んでいきます。

もう天気が全然違います。どんどん霧が深くなり、寒い…。

”山”の天気は変わりやすいので、服装に注意!

シンデレラ城のモデルとして(未確認)お馴染みのノイシュバンシュタイン城を建てたドイツのルードヴィヒ2世のいとこにあたるフェルナンド2世が建てたそう。

イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど各様式の寄せ集めですが、なにやら楽しい雰囲気 どんなディナーを楽しんでいたのでしょうか トイレ?

お城の外観も内部もユニークなデザインで、歴史的背景などを知らなくても、十分楽しませてくれる宮殿です。

シントラは、最近あのマドンナが頻繁に訪れる街としても有名。なんでも約9.7億円で18世紀に建設された不動産を購入したそうです! 11歳の息子さんがポルトガルのサッカークラブの下部組織に入ったためらしいですが、あの深い森の中にマドンナの家もあるのですね。

私は、ペーナ宮殿ひとつに絞って観光し、午後7時過ぎにリスボンへ戻ってきました。

一般的には、ロカ岬も含め、丸1日かけて観光するようですが、宮殿の中もかなり歩くので、昔若かった人たちは、自分の体力と相談しつつ、予定を立てることをおすすめします。