ポルトガル旅行ーポルトのワインセラー
2017年11月23~29日まで、ポルトガルのリスボンとポルトを旅してきました。
短い滞在でしたが、特にポルトは美しく印象的な街でした。
ポルトは、リスボンから北へ約300km、ポルトガル第2の都市。
私は、リスボンから列車でポルトへ。ポルトのカンパニャン(Campanha)駅に到着したので、そこから地下鉄でサン・ベント(Sao Bento)駅へ行きました。
サン・ベント(Sao Bento)駅は、ポルトの玄関口。
観光ルートは、この駅を起点として計画するとよいと思います。
この駅から徒歩10~15分の範囲内に、名所の多くが収まっています。
ポルトガルは、アズレージョというタイル装飾がそこかしこで見られるのですが、この駅のホールも、ポルトの歴史を描いた作品で飾られていました。
1930年 ジョルジュ・コラコ制作 アスレージョの外壁が美しいカルモ教会。内部はバロックてんこ盛り
坂の多さではリスボンに負けていないポルト。でも、おかげで坂の上からは街並みが一望できます。
ポルトと言えばポートワイン。私がこの街を訪れた目的のひとつが、ワインセラーへ行くことでした。 ドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋を渡り対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアへ行くと、河岸に多くのワイン工場が並んでいます。
大半のワインセラーで、テイスティング付きのツアーが5~15ユーロ程度。
ポートワインは、糖分の残っている発酵の途中にブランデーを加えてつくる、いわゆる酒精強化ワイン(シェリーと同様のカテゴリですね)の一種。普通のワインほどは飲めないので、ワインセラーをホッピングせず、事前に調べて高評価を得ていたCroftへ。
私はワインが大好きなのですが、ワイナリーも大好き。もちろん飲めることもうれしいけれど、気温や湿度、樽とワイン香りや落ち着いた雰囲気など、何もかもが癒されます。
Croftでは、3杯のテイスティング付きのガイドさんによる英語のツアーが10ユーロ。
ゴンドラを発見したので、帰りはゴンドラとバスを乗り継いで戻ってきました。
ゴンドラから眺めたドン・ルイス1世橋も美しい。
ちなみにゴンドラは片道6ユーロ。ポートワイン1杯無料券付。
景色はどこまでも美しく、のんびりしているポルト。
次回は1週間くらい滞在してみたいものです。