旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

大人女子一人旅 スーツケースの選び方

さて、海外旅行の大事なお供、スーツケース。数年間に買い換えました。 それまで使用していたのは、赤いハードタイプのもの。長年使っていたので愛着があったのですが、老朽化が進んだため感謝と共に別れることとしました。

次のスーツケースを買うまで、かなり迷いましたが、今のところ新しいスーツケースに満足。

私が選んだ“大人女子(中年)”におすすめのスーツケースを紹介したいと思います。

これから一人旅を始める方、買い替え検討中の方、よろしければ参考としてください。

HIDEO WAKAMATSU フライ2  世界超量級ソフトキャリー

ヒデオワカマツ HIDEO WAKAMATSU [FLY II・フライ2]

私が購入したサイズ詳細は、以下のとおり。

Mサイズ  外寸570x385x250(280)mm

総外寸655x415x280(310)mm

内寸:550x375x235(265)mm

重量:約2.6kg(付属品除く) 

容量:48.5(54)L

スーツケースを選ぶときの基準や条件は、旅のスタイルによって異なると思いますが、 私の場合は、次の条件で選びました。

1. 丈夫

当たり前ですね。 特に、旅の途中で壊れてしまうことだけは避けたい。 現地でスーツケースを買い替えるために時間を使うのはイヤ。

2. 軽い

中年女性の一人旅。スーツケースは自分で運ぶのです! エレベーターやエスカレーターがない駅であろうとも、自分で運ぶのです! (たまに見かねて手伝ってくれるジェントルマンに会えますが) 体力の衰えが著しいおばちゃんにも扱いやすい重さを選ぶことが大事です。

3. 扱いやすさ

軽量であることに加え、キャスターや持ち手が扱いやすいこと

4.7~10日の旅用

これは旅のスタイルによると思います。

5.TSAロック

たまたまアメリカへ行く予定があったので。 ちなみに、TSAロックとはアメリカ運輸保安局(TSA)が認可した特殊なロックのこと。9.11のテロ事件以降、荷物検査が非常に厳しくなったアメリカ。 セキュリティの都合上、空港職員がスーツケースを開けて検査するため、アメリカの空港で荷物を預ける際には、スーツケースの鍵をかけてはいけない決まりになっています。しかし、TSAロックなら大丈夫。空港職員が特殊な開錠ツールを使って鍵を開けることができる仕組みになっています。

ハードタイプとソフトタイプ、どっちが丈夫?

以前は「ハードタイプのスーツケースの方が丈夫」と思い込んでいました。 しかし、調べてみると、なんと「強度は、タイプ間の差はなく、メーカーや製品の差のほうが大きい」そうです! 「ソフトケースが破けてしまう確立より、ハードケースが割れてしまう確立のほうが高いくらい」とも。ちょっと驚き。

参照サイト:

HIDEO WAKAMAYSUのスーツケースが、どのくらい丈夫か他と比較できないけれど、これまでのところ問題なく使用できています。また、本体生地には撥水加工が施されているので、雨・水をはじきます(汚れもつきにくい)。

大人の女子旅 スーツケースは軽さが命

これこそ、私がこのスーツケースを選択した一番の理由。 “世界最軽量級”と謳うだけあって、本当に軽い。私が購入したMサイズなら約2.6kg。 ソフトケースといえども、かなり軽量。

他に同様の軽量ソフトケースは、以下のブランドで見つかりました。

・Ace(エース)58リットル 2.8 kg 

store.ace.jp

反対に、容量はほぼ同じでも、ドイツブランド「BERMAS」のソフトケースは、5.3kg! 偉丈夫な友人やパートナーと旅をする時だけ、使用した方がよさそう…。

購入時は、必ず「重さ」を確認することをおすすめします。

スーツケースの走行音は以外と大事

HWフライ2は、大型のキャスターを使用していて、動きもなめらか。 走行音も小さめです。

ガラガラと大音量で注目を集めるのも、ちょっと気恥ずかしいので、走行音は小さめは、意外と大事なポイントかも。

私が購入した容量は、一般的に「3~4日用」のようですが、私は、7~10日の旅行でちょうどいい感じ。旅の荷物は多い方かと思っていたのですが、そうでもないのかも。でも、一人で持ち運ぶことを考えると、この大きさが限界のようにも思います。

「Soliste{ソリスト} おとな女子ヨーロッパひとり旅」の作者、寺田和代さんは、さらに一回り小さいサイズのスーツケースで旅をしているようなので、私も、まだまだ荷物を見直し余地がありそうです。一人旅は、身軽な方が断然楽しめます。

TSAロック」は、アメリカ方面へ旅する場合は、あると便利です。

私は、ヨドバシカメラの旅行用品売り場で購入して、16,000円位。 ネットでも購入できますが、キャスターの動きや走行音など「扱いやすさ」の確認ができないのが問題点。この程度の大きさなら、そのまま自宅まで持ち帰ることもできるため、送料もかかりません。できれば実店舗で購入する方が安心感があると思います。

個人的には、中年女性の一人旅なら、ハードケースよりソフトケースの方がいいと思います。難点を言えば、ハードケースと比べると、ソフトケースはデザイン性が低いことでしょうか。

デザインもそうですが、どれも同じに見えるので、空港の荷物の受け取り場所で右往左往しそう。私は、目印にリボンを付けています。

最後に、このスーツケースのブランド名にもなっているHIDEO WAKAMATSU(若松秀夫)氏は、ヨーロッパで修業した日本人デザイナー。

ナイロンを使用したバッグが多いのが特徴で、それは、日本の繊維技術が世界最先端のクオリティを誇っているからこそなのです。このスーツケースもMade in Japan。手前みそですが、やはり日本製だと信頼感が増します。

スーツケースについては満足していますが、その中身、つまり「何を持っていくか」については、今も試行錯誤中。次回の旅まで、もう一度、持ち物を確認したいと思っています。