どれを選ぶ? 進化するスーツケース
特に購入予定がなくても、トラベルグッズを見るのが大好きです。
最近、気になっているのはスーツケース。
私がスーツケースに求めるものは、「軽さ」と「静音(キャスターが)」。 もちろん、丈夫さや容量、予算などの細かい条件も追加されますが、『丈夫さ』に関しては、日本国内で買う限り一定のレベルに達していると思う。
それにしても、めったに買い替えることもないせいか、目を離している隙に(?)スーツケースはとんでもない進化を遂げていました。
整理整頓が簡単!ZÜCA フライヤートラベル
ZÜCA(ズーカ)は、アメリカ・カリフォルニアで2004年に誕生したラゲージブランド。 このスーツケースの最大の特徴は、136kgの重さまで対応したアルミ合金フレームが内蔵されていること。このため、スーツケースの上に腰掛けることができる。座面が平らなので、ちょっと物を置いたり、パソコンの作業台としても利用できそう。
気になるのは、“整理整頓”機能。 なんと付属品として、5つのメッシュケースと液体物を機内に持ち込む際に欠かせない透明ポーチ(TSAポーチ)が標準装備。なんとも至れり尽くせり。
パッキングが苦手な方にとって、うれしいスーツケース。
機内持ち込みも可能な大きさです。
ただし、容量32L(1~3泊用)で5Kgという重さが気になるところ。
個人的には、「軽量」であることが選択基準の優先順位となるので、5Kgってどうかしら…。
ZÜCA FLYER Travel(ズーカ フライヤー トラベル)
価格:¥41,000(税抜) ●サイズ:高さ52.5cm × 幅35.5cm × 奥行24.5cm ●ハンドル高さ:104cm(接地面からの伸長時:長さ2段階調節可) ●重さ:5.0kg
RIMOWA(リモワ)電子タグ付きスーツケース
数々の人気シリーズでファンも多いブランド、リモワ。
そのリモワからリリースされたのが、電子タグ付きのスーツケース「RIMOWA Electronic Tag」シリーズ。
そもそも電子タグって何?と公式HPページをみると、以下のような説明がありました。
スーツケースを預ける場合、航空会社のチェックインカウンターの長蛇の列に並び、搭乗券やパスポートの提出をし・・・と一苦労ですが、リモワ電子タグでは、専用のスマートフォンのアプリと連動して事前に荷物のチェックインを行ない、スムーズに預け入れが行える新しいデジタルサービスです。 スーツケースを預けるとスマートフォンの専用アプリから手荷物引換証が確認でき、アプリ内に保存されるため、引換証を紛失するようなことはありません。
これは、すばらしい~。
電子タグのディスプレイは、万が一電池が切れてしまってもディスプレイの内容が消えずに残ります。 そして乗り継ぎがあっても最終目的地までのフライト情報が記録されているため、積み替えられないというトラブルとも無縁。 ストレスフリーなスーツケース。
課題は、対応している航空会社が今のところ限られていることかな?
【電子タグに対応いている航空会社(公式HPより 2018年7月現在)】
・ルフトハンザ航空 ・エバー航空 ・スイス航空 ・オーストリア航空
そして、預けることを想定しているため、電子タグがついているのは60L以上のスーツケースで、機内持ち込み用タイプには対応していません。
お値段その他詳細は、公式サイトで。
スーツケース業界にもIoTの波が!
国内ブランドのProteca(プロテカ)が販売している「MAXPASS SMART(マックスパススマート)」は、CMを見て以来、気になっていたスーツケース。
機内持ち込み可能なサイズにもかかわらず、容量は39L
どこらへんがIoTかというと、まずスーツケース上部にスマホなどのデジタルデバイスを充電できるバッテリーと充電用のコードリールが内蔵されています。 また、スーツケースの居場所をトラッキングできる「TrackR™」を搭載し、専用アプリをダウンロードしたスマホとスーツケースをBluetooth®でペアリングさせれば、スーツケースが一定距離離れると警告音が鳴り、万が一の置き忘れや盗難を未然に防ぐこともできるのです。 とりわけ一人旅だと、スーツケースを見張ってもらえる相棒もいないから、IoTの力を借りて防犯対策できるのは便利。
ハイテク機能ではないけれど、CMを見ている時に「いいな」と思ったのは、ハードケースにもかかわらずフロントのオープンポケットがPCや書類を収納するのに便利そうなこと。私は、旅行中でもPCを手放せないので、セキュリティチェック時を含め、PCが取り出しやすいと助かります。
【Maxpass Smart(マックスパス スマート)】
サイズ:H46×W38×D25cm(外寸:H51×W39×D25cm)
重量:3.5 kg
容量:39 L
価格:66,000円 (税込71,280円)
カラー:ブラック・ウォームグレー・シルバー
ちなみに同じプロテカから販売されている「マックスパス ソフト2」も、機内持ち込み可能サイズにして容量42L。 IoTな機能は搭載されていないけれど、その分、重さも2.8 kgと軽量。
アラフィフの一人旅にはぴったり。 私は、一度ロストバゲージしたことがあるので、ターンテーブルの側で自分のスーツケースを待っている時間が、ちょっと苦手。ロストバゲージの心配から解放されるだけでも旅にゆとりがでそう。
軽量重視!HIDEO WAKAMATSU(ヒデオワカマツ)
最後に、現在私が使用しているスーツケースをご紹介。
HIDEO WAKAMATSU(ヒデオワカマツ)スーツケース フライII 超軽量ソフトキャリー。 なんと最大容量54Lなのに(ファスナーで厚さ調節することにより、48L~54Lとなる)、2.6kgですよ!
ほぼ、軽さで購入を決めたといっても過言ではありません。 国産スーツケースです。ソフトスーツケースですが、撥水加工が施されています。 また、キャスターは、『新サイレント車輪』という特許をもち、その音の静かさ(静音性)、動きのなめらかさ(操作性)、丈夫さ(耐久性)の観点から、グッドデザイン賞も受賞しています。
そして、価格も2万円以下とお手頃。
容量:48.5(54)L
縦サイズ65.5cm
重量2.6kg
同じシリーズで、もう一回り小さいスーツケースも欲しいな、と思っているところ。
これは、けっこうオススメ。
スーツケースは旅の相棒だけど、これが重かったり、キャスターがうるさ過ぎたり、紛失したり、と旅のストレスになってしまっては、元も子もありません。
自分にピッタリの相棒探しに妥協は禁物と思ってます。