旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

憧れの海外旅行は究極のオーダーメイド

旅の形はさまざま。 バックパッカーや一人旅、添乗員付きツアーや新婚旅行。 どんな旅でも楽しさはあるでしょうが、いつかやってみたいのは(そんな日がくるのか?)、完全特注の旅。

Brown+Hudson(ブラウン+ハドソン)

ブラウン+ハドソンは、ビスポーク・トラベル(オーダーメイドの旅行)を提供している、イギリスの旅行会社。 創業は20年ほど前。創業者のひとりであるフィリップ・ブラウンはイギリスの名門の生まれで、貴族のネットワークを持っているらしい。 ご自身も、8カ国語を話すグローブトロッター(世界アチコチ旅行するひと)で、しかも(どちらかというと)イケメン。

 

オーダーメイドの旅

オーダーメイドといっても、そんじょそこらの個人旅行とはわけが違います。

たとえば、美術館を設計した建築家との飲み会。 著名な作家、監督、政治家、王室の一員、またはローマ法王に会う。 カーネギーホールでグランドピアノを演奏する。 山岳自転車をヘリコプターに乗せて未踏の谷に飛ぶ。 はたまた北極、南もしくは両方で裸の踊り(これはしたくないが)。

つまり、特別な体験という付加価値のついた旅行を実現してくれるのです。

旅行に関しては、“ナッシング・イズ・インポッシブル”。

当然、顧客は「ウルトラ・ハイ・ネット・ワース・インカム」(超高純資産収入)ランクの富裕者層。 「お金持ちは、お金で買う物はいらないと思っている」という考えに基づき、『物』ではなく、体験なり経験を売っているわけです。

顧客は平均ひとり2万ポンド(約300万円)からがスタートで、上は1億円以上の旅もあるそうです。 が、まずは、カウンセリング料として1000ポンド、およそ15万円が必要とのこと。

ブラウン+ハドソンのサイトを見ると、2018年は、日本への旅行もおススメしています。 理由は、明治維新150周年、「鳥羽伏見の戦い」に関する展示などが見られるし、2020年のオリンピックイヤーは、大混雑するから、その前に訪れた方がいいとのこと。

オリンピックを外して、明治維新150周年に注目するあたりが、真のお金持ちっぽくていい(気のせい?)。 京都伏見地区にある明治天皇の墓地を訪れれば、運よく「ウルトラ・ハイ・ネット・ワース・インカム」に出くわすかもしれません(会ったところで、どうにかなるわけでもないですが)。

あなたのお好みの旅は?

キアヌ・リーブスと1ヵ月間フランス&イタリアのワイナリー巡り(もちろんホテルは5つ星or古城で)』なんて旅はどうでしょう? 見積りだけでも欲しい。

モナコ公国のロイヤルファミリーと過ごすバカンス』とか。

モナコ公国アンドレア・カシラギ皇子は、ひと夏眺めても見飽きることのないハンサム。 さすがグレース・ケリーの孫。

モナコ公国大公継承権3位で個人資産が1600億円! イタリアのミラノ在住で仏語他3ヶ国語をこなし、身長187cmの細マッチョでスポーツ万能。 欠点といえば、既婚者だってことくらい…。

アンドレア皇子

『ニューヨーク メトロポリタン美術館のメットガラに招待してもらう』

席は、もちろんアナ・ウィンターの隣がいいけど、緊張しすぎて話ができないかも(いらぬ心配…)。

アナ・ウィンターとメトロポリタン美術館のキュレーター、アンドリュー・ボルトン

これが『妄想』じゃなくて、『企画』になる人がいるのだから、うらやましいことこのうえない。

いつかの日のために(いつ?)、旅の計画をしておこう…。