旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

海外旅行の準備 出発前にやっておくべきこと

まだまだ海外旅行は初心者レベルですが、旅慣れるほどに初歩的ミスを犯しがちなので、このあたりで超基本の「事前に準備すること」を記録しておきます。

パスポートの準備

これがなくては話が始まりません。

1週間ほどで発行されますが、旅行シーズンは申請窓口が混雑しているため、長時間待たされることもあります(それは私)。 申請のタイミングを考えるべし。

初めてパスポートを申請する場合

パスポートが発行されるまで、約1週間かかります。 しかし、初めてパスポートを申請する方であれば、戸籍謄本などの書類が必要となります。 特に「現在住んでいるところ=戸籍のある場所」ではない方は(これも私)、書類を取り寄せる時間等も考えなければなりません。

また、申請窓口の受付時間も要確認です。 市役所や区役所の窓口同様、一般企業にお勤めの方だと、かなり申請ができる時間は限られてきます。

申請場所や必要書類の詳細は、外務省のサイトから確認できます。

なお、12歳以上の方のパスポートは2種類。 それぞれ手数料が異なります。

5年間有効  11,000円 10年間有効 16,000円

すでにパスポートを持っている方

国や滞在期間、旅行目的によって、もとめされるパスポートの残存有効期間が異なります。 有効期間が残り半年を切っているなら、新たにパスポートを発行した方が安心です。

パスポートの残存有効期間が1年未満の場合、既存パスポートを返納して、新しいパスポートに切り替えることができます。

この場合、原則戸籍謄本は必要ありません。 ただし、再発行の理由が「氏名や本籍の都道府県名に変更があった場合」などは、やはり戸籍謄本等が必要となります。

注意すべきは、返納されたパスポートの残存有効期間は切り捨てになり、旅券番号も変わることです。

余裕を持って切り替え申請したいけれど、残存有効期限が切り捨てになることを考えると、早まり過ぎてももったいないことになりますね。

海外旅行保険

私は、2つの保険を利用しています。

クレジットカード付帯保険 ネットで申込む海外旅行保険

海外旅行傷害保険が自動付帯しているクレジットカードを1枚持っています。 「自動付帯」というのは、旅費の一部をクレジットカードで支払わなくても、カードを保有しているだけで海外旅行傷害保険が付くということです。 「利用付帯」の場合は、旅行代金等の一部をクレジットカードで支払わないと、保険が付かないというものです。

ただし、私のカードの場合、補償額に多少の不安があるため、別途海外旅行保険をかけています。 旅行保険は、出発直前に空港でも手続きできますが、割高(な気がする)ので、あらかじめ3000円程度のネット保険に加入していきます。

クレジットカードの自動付帯保険を組み合わせる、という選択肢もありだと思います。

くれぐれも保険をかけ忘れることだけはないように!

現地での支払い方法について

私が学生の頃、海外旅行に行くときは、トラベラーズチェック(T/C)を持っていったものです。 これは、外国旅行者向けの小切手。 多額の現金を持ち歩かずにすむので便利でしたが、小切手を使い慣れていない日本人にとっては(またまた私だ)、少々不便でもありました。 今回調べてみると、日本国内では2014年3月31日を持って全ての販売が終了していました。

では、どうするか?

今のところ、旅行先での支払いについては、3つの方法を使い分けています。

1. 現金 2. クレジットカード 3. デビットカード

現金について

キャッシュレスの時代ではあるけれど、100%じゃないので、少額の現金は必要だと思います。

クレジットカードについて

ほとんどの支払いは、クレジットカードで済ませています。

私は、クレジットカードは、ブラント違いで2枚持って行きます。

VISA(ビザカード)、Master(マスターカード)、AMEX(アメリカン・エキスプレス・カード)の3つのブランドを持っているのですが、アメリカに行くときは、AMEXとVISAまたはMasterカードのどちらか、ヨーロッパへ行く場合は、VISAとMasterカードを持って行きます。

ヨーロッパでは、ローカル色の濃いホテルに宿泊することが多いせいか、AMEXが使えないことが何度かありました。 おかげで、「AMEXはヨーロッパで使いづらい」というイメージが。 まあ、AMEX=”アメリカン“エキスプレス、ですものね。

名前からしてヨーロッパと相性悪そう(笑)。

デビットカードについて

ヨーロッパを旅行するなら、デビットカードを持って行くと便利です。 日本より、はるかに普及していると感じました。

クレジットカードと異なり、「即時引き落とし」、「支払回数は一括のみ」ということです。 さらに、ATMで現地通貨を引き出すことも可能なので、両替の手間が省けます。

スーパーで水を買う、などちょっとした買い物にも使用できることが多いので、コインの煩わしさから解放されることも大きなメリットです。 海外の現地コイン、大きさも形も色も似たり寄ったりで、どうにも覚えられません…。

トラベラーズチェックがなくなったように、旅の「支払い方法」については、これからも変わっていくでしょうし、その時に一番便利かつ安全な方法を模索したいと思っています。