旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

天空の楽園 ヘブンズそのはら 星空ナイトツアー

長野県阿智村にある富士見台高原「ヘブンズそのはら」で実施しているナイトツアーへ参加してきたので、ご紹介。

ここは、環境省が実施する全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」の第1位に選ばれた星空が観賞できるスポット。標高1,400mの高原にあるスキー場「ヘブンスそのはら」では、スキー場のシーズンオフの間、この星空観測ツアーを行っているのです。

アクセス方法

ヘブンズそのはらへのアクセス方法は、名古屋、東京から、車、高速バスを利用し、最終的にはゴンドラで山頂へ向かいます。

公式サイトで、アクセス方法の詳細が確認できます。

車を持たない東京在住の私は、クラブツーリズムのバスツアーに参加。

参加したツアー名は、「阿智村『天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー 日本屈指の山岳リゾート上高地と飛騨高山」(な、長い)。1泊2日で、1日目が星空ナイトツアー、2日目が上高地と飛騨高山を巡るツアー。費用は、20,900円。食事代は含まれませんが、宿泊費とゴンドラ往復料金を含むガイドツアー代が含まれます。

1~2時間おきにトイレ休憩が入るアラフィフに優しい行程でした。 とはいえ、参加者の年齢層は幅広く、一人で参加している方もちらほら。

ツアー概要

ゴンドラに乗ること15分。会場に到着! 現地には、食事やトイレがあるロッジが2軒あります。ただし、19時過ぎには飲食関係はクローズして、使用できるのはトイレのみとなります。

ツアーは、1晩で2回実施されます。私が参加したのは、第1部。

星空観賞プログラム : 【1部】20:00〜20:30 【2部】22:15〜22:45

完全入れ替え制となっています。早めに現地へ向かったので、往路のゴンドラはスムーズでしたが、復路のゴンドラは、一斉に乗り場へ人が集まるので、乗るまでに45分ほど待ちました。

時間になると、照明が一斉に消灯し、30分間ガイド付きで星空が楽しめます。

必須の持ち物

夏場と言えども山頂は寒い! 特にプログラムが始まる夜の時間は気温が下がるうえ、星空を見上げるためにあおむけになるので、地面の冷たさに体温を奪われます。したがって、防寒具を忘れずに! 薄手のダウンジャケットやフリース、ブランケットなどがあると寒さに震えることなく星空が楽しめると思います。

もう一つ、必要なのがレジャーシート。 ロッジでも販売されていますが、売り切れになることもあるようなので、持参すべし。また、シートが風邪で飛ばされないように、ペグ(固定具)があると安心。そうすれば、会場に到着してから場所取りをして、時間までロッジの中で暖をとることができます。

ちなみに、私と友人は、ワインとつまみを持ち込みました。このワイン、野外飲みにとっても便利。

お待ちかねの星空!

カウントダウンと共に一斉に照明が落ちると、手が届きそうな星空が目の前に…、とは残念ながらいきませんでした。月がけっこう明るかったのと雲が多めだったのが原因。それでも、東京とは比べられない美しい星空。自然が相手なので、星空が観賞できるかどうかは天候次第。せめて、満月は避け、新月の日を選ぶことをオススメします。