旅の話

大人女子(50's)の旅支度。旅の他、映画・海外ドラマの忘備録。

海外旅行 ナパ・ヴァレーで癒される

まだまだ行ったことがない国がたくさんあるのですが、再訪したい国や場所もたくさんあります。 その一つが、Napa Valley(ナパ・ヴァレー)。 アメリカのカリフォルニアワインの一大産地。世界的にも有名で、大小400ものワイナリーがあるのです。

私は、以前、仕事でサンフランシスコへ行ったついでに1日有給をとって訪れたことがあるのですが、忘備録として、ここに紹介させていただきます。

サンフランシスコからは、日系の旅行会社を始め、多くの会社が日帰りのオプショナルツアーを催行しています。 「飲む」こと前提なので、こうしたオプショナルツアーに参加し、ドア・トゥー・ドアで送迎してもらうのが、一番楽な方法だと思います。

私が利用したのは、H.I.S.。現地で申込をしました。 当日の朝、ホテルまで迎えにきてくれて、私の他の参加者は、ワインに詳しい中年のご夫婦、若い新婚さん、そしておひとり様の私(ほっとけ!)。

日帰りツアーということもあり、数多くあるワイナリーから、超有名どころをピックアップして訪問。

ドメーヌ・シャンドン Domaine Chandon

ナパバレーにあるスパークリングワインメーカです。 お城のような佇まいのワイナリーで朝から飲むスパークリングの美味しさといったら! カリフォルニアの青い空の下、心も豊かになりました。

ロバート モンダヴィ ワイナリー Robert Mondavi Winery

カリフォルニアワイン発展の第一人者であるロバート モンダヴィのワイナリー。 スーパーマーケットなどで必ずみかけるブランドなので、なんとなく「安いワイン」のようなイメージがありますが、高品質のワインもたくさん作っています。 ここで買ったちょっとお高めの白ワイン、超絶美味しかった。 大手ワイナリーなので、建物もゴージャス。 地平線まで続いていそうなワイン畑の緑が目にしみます。

オーパス・ワン・ワイナリー Opus One Winery

ワインが好きな人なら知らぬ人はいない、ナパワインの最高峰。 とっても財布にイタイお値段のワイン。 フランスのシャトームートンロートシルトとロバートモンダヴィが共同所有するワイナリーです。 ラベル(エチケット)には、シャトームートンロートシルトとロバートモンダヴィの横顔のシルエットがデザインされています。 ここは予約が必須。 テイスティングのグラスワインも強気のお値段ですが、日本のレストランで飲むことを考えたらリーズナブル。 結婚式なんかもできる豪華な建物です。

すごく羨ましかったのは、受付のお姉さん。 端末の前に座って、訪問客の予約番号を確認しているだけ(?)の仕事なんだけど、なんと、手元にはワイングラスが…。 飲みながら仕事してる! しかもオーパスワイン! 市場には出回らない格下ワインかもしれないけど、オーパスオーパス。腐っても鯛(ちょっと違う?)。 澄んだ空気と美しい景色、ほどよい気温。そんな中でワイン片手に仕事って、最高。

ナパバレー・ワイントレイン Napa Valley Wine Train

ナパの街から出発しセントヘレナまでの往復60kmを3時間かけてのんびり走る列車。車窓の眺めを楽しみながら、ワインとランチやディナーが楽しめます。新婚さんカップルとは、ここでお別れ。二人はワイントレインで去っていきました。 残った私たちは、ナパ駅の待合室でもワインのテイスティング

ヴィー・サトュイ・ワイナリー V.SATTUI WINERY

デリカテッセンが併設されているワイナリー。 デリカテッセンで購入したデリとワインを持って、ワイナリーでピクニックができます。 ここへ到着した時は、すでに軽く酔っぱらっていましたが、楽しくランチ。 道路挟んだ向かいには「DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)」がありました。

もうひとつ、映画監督フランシス・コッポラが持つワイナリー、フランシス・フォード・コッポラワイナリーへも行きたかったのですが、当日は、残念ながら貸し切りで入れず。 プルデンシャル生命保険株主総会だったかボードミーティングだったかをやっていました。 羨ましいじゃないか。

私は、ワイン大好きなので、もちろんワイナリーは最高に楽しめたのですが、広大なワイン畑やカリフォルニアの青い空と澄んだ空気に本当に癒されました。 帰りも車でホテルまで送ってもらえるから、気にせず酔えるし。

ツアーには一人で参加したけれど、一緒に参加された中年ご夫婦がワイン通の方で、いろいろ教えてもらえたのもラッキー。

まだまだ訪問したいワイナリーもあるし、「オーベルジュ ドゥ ソレイユ」という高級リゾートホテルもとても気になりました。 帰国後にサイトなどで確認すると、眺めもお料理もゴージャスそのもの。 ただし、予約がなかなかとれないらしい。 ちなみにオーベルジュとは、簡単にいうと泊まれるレストラン。

次回は、ぜひここに泊まりたい。