50代からのライフシフト

CEO秘書とか字幕翻訳家とかライターとかパラレルワークを実践中

パラレルワークという選択をした理由

4月になりました。

入社式のニュースを見ると、自分が就職した当時を思い出します。

 

やりたいことが見つからなくて、無気力になっていたあの頃…。

 

 

バブル期 就職戦線に異常あり!?

 私が就職活動をしていたのは、まさにバブル期。

 

「いい思いをしたでしょう」と若い方に言われることもあるけど、どうなのかな?

 

 もちろんいい体験もしました。

 

1.経費が自由に使えた

残業の時、上司が夕食としてお寿司を奢ってくれる(って経費だけど)

残業するとタクシーで帰宅できた(私はタクシー券を束でもらっていた)

社内・社外イベントもゴージャス、などなど

 

2.ボーナスがたくさんもらえた

新卒で4月入社なのに、夏のボーナスが給与6.3か月分とか意味不明ですが、なにせ初めての就職なので、それがデフォルトだと勘違いしていました。

なんと、残業代とボーナスの方が給与年収より多かった。

 

3.社員研修が充実していた

企業側に余裕があったので、社員研修にもお金と時間をかけてもらいました。

その点は、後々転職先でも役に立ったからありがたかったです。

 

ただ、当然仕事も多かったので、午後10時くらいまで残業することもザラでした。

 

 残念だった面は、やはり男女雇用均等法が浸透していなかったこと。

 

女子大生の就職先の多くは、「一般職」という、男性社員より給与も低く、いわゆるお茶くみ的な仕事、寿退社することが暗黙の了解である仕事。

 

「一流商社に就職して、ニューヨークへ赴任し世界で活躍するぞ!」なんて夢を持ったとしても、そもそも「一流商社」が、「総合職(男性と同等の給与・待遇)」で四年制大学の女子を募集していなかったり。

 

その点では、今の女子大生の方が選択肢の幅が広くていいなとうらやましい。

 

面接も、今じゃ信じられないような質問が。

 

「結婚しても仕事を続けますか?(辞めてくれるよね? 3年以上在籍されたら困るよ)」

「本籍地は? 父親のお仕事は? 血液型は?」(いったい何の関係が?)

「お茶くみが1日2回当番制であるけど、出来ますか?」(イ~~ヤ~~!)

 

また、企業が内定者の身辺調査をすることも当たり前でした。

実家の近所に聞き込みが入るなんてよくあること。

 

縦社会や因習が苦手な私。

かといってバリバリのキャリア志向でもなかった。

 

やりたいこともなく、「みんながやっているから」という理由で就職活動を開始したものだから、内定までの道のりが遠く、売り手市場のバブル期に就活失敗。

 

ようやく内定を獲得したのは、卒業式直前。

 

やりたいことこと、夢中になれることは見つからないかもしれない

苦労した就職した会社でしたが3年で退職。

 

給与や条件のよさで“なんとなく”入社した会社だったから、続かなくて当然です。

 

その後も転職を繰り返しました。

 

人間関係には恵まれたけど、どうも毎日がつまらなく、すぐ飽きる。

いつまでたってもやりたい仕事が見つからない。

 

昔から、音楽やスポーツなど何かに夢中になれる人をうらやましいなと思っていました。

 

ものごころついた頃からクールな子供だったので、何かに深くのめり込んだことがない。

 

「やりたいことがない」、「一つのことに夢中になれない」ことがコンプレックスでしたが、ようやく「それでいいのでは?」と思えるようになりました。

 

「夢中になれるものを見つけなさい」

「一度始めたらあきらめずにやり遂げなさい」

 

むしろ、そういう固定概念や呪縛から解き放されたい。

 

ひとつのことに夢中になって続けることができないなら、他のライフスタイルを選択すればいい。

 

ということで。

「やりたいこと」「夢中になれること」を無理に探すのは、もうやめました。

探す時間や悩む時間がもったいない。

 

そんなものなくても自由に楽しく生きていける。

 

今は、正社員として会社勤めをする傍ら、字幕翻訳の仕事をもしています。

 

でも、転職を繰り返し、ようやく自分が会社勤め向きの人間ではないと気がついたので、会社に属しない生き方をしたい。

 

字幕の仕事は楽しいと思うものの、その仕事だけをずっーとやりたいかというとそうでもない。

こうしてブログ(文章)を書くことも好きだし、投資にも興味があります。

現在の会社と字幕翻訳以外の仕事、収入源も探っています。

 

自分が「いいな」「面白そう」と思うことは、とりあえずやってみようと思います。

 

心底夢中になれるものに出会うことはないかもしれないけれど、「ちょっと楽しい」ことを寄せ集めてみるのも悪くない。

 

そのことに、もっと早く気がつけばよかったけど、気がつかないよりマシ。

そして気がついた以上、ここから方向転換することにしました。

 

若かった頃の私へ

もし今、やりたいことが見つからずに憂鬱な気持ちで就職活動をしていた自分に出会えたら、きっとこう言うと思います。

 

「その仕事や会社を家族、友人がどう思うか、将来性がある仕事か安定している仕事かどうかは関係ない。好きか嫌いか、楽しそうかそうでないかで判断すればいい。そうすれば、そこから道はおのずと開けるものだから」

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